中身を公開して売ることが仇となる
2008年度福袋で話題となった「あらかじめ中身を公開して売る福袋」。
果たして売れ行きはどうだったのでしょうか。
毎年好評の衣料雑貨店の福袋や大手紳士服店、釣具店の福袋を見てきた感想としては「売れてないなぁ」って感じでした。
というのも、その公開された中身を見て「これは欲しい!!!」と購買意欲がまったくわかなかったのです。
釣具の場合、ちょっと前まで某メイカーのルアーが異常なほどの人気でなかなか手に入りませんでした。オークションサイトで検索すると、上代¥1,680のルアーが1万円を超えるなんていうことも珍しくありませんでした。
そのような時勢では対象となるメイカーのルアーを1個目玉として入れてあることを公開し、あとはゴミを詰め込んでおいてもガンガン売れます。
時がたち、そのメイカーのルアーを欲しいと思っていた人たちが一通り手に入れたため、徐々にあの異常な人気は落ち着いてきました。
そうなるとそのルアーが入っていることが公開されていても特に魅力がなく全体としてどれだけ入っているかが重要となり、あまりお得感がないと判断されれば売れ残ります。
釣具だけでなく服関係もそうですが最近の傾向として中身が少数精鋭化しているとお伝えしました。
釣具では人気ルアーのみを3~4つだけ少量入れ、中身を公開して売る福袋が増えています。
紳士服店の福袋も同じですよね。スポーツブランドのジャンパーとポロシャツとインナー、それからマフラーなどの小物をセットにして売っています。
販売価格は定価よりまあ安いかな程度がほとんど。確かにお得ではあるけど何か魅力に欠けるのです。
もう長くなってしまったので終わらせますが、要は「中身が少ないなー」なのです。
お店はゴミを排除して使えるアイテムだけを入れ、尚且つ予め公開したにもかかわらず、消費者の目には「福袋なのにこれしかはいってないのかー、お得じゃないからスルー」とうつってしまったというわけです。
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